□Perl 講座 超初級編 > CGIの危険性

◆CGIを利用する前に

MS-IISなどを除けば、一般的にWEBサーバはデフォルトではCGIが使用できない設定になっているはずです。これは外部プログラムを利用するわけですから、セキュリティホールの危険性が増大するためです。プロバイダの中にはセキュリティの保持のためにCGIを禁止したり、制限をかけているところは決して少なくはありません。

ですから、CGIを利用する際は、ホームページをアップロードするサーバがどのような設定をしているのか等を、事前にガイドラインなどで調べておく必要があるでしょう。フリーで借りられるWEBスペースなどでもCGI利用が可能な場所も沢山ありますので、いろいろと調べて、自分にあったサーバを見つけることをお勧めいたします。

簡単に言ってしまえば、CGIを利用することはカウンタや掲示板やチャットなどを利用することですから、ファイルの書き込みや削除など様々なことができる反面、自分以外の人間に、意に反した書き込みをされたり削除されたり、情報漏れを起こす可能性があると言うことです。また、CGIを用いるとサーバに非常に負荷がかかることです。無限ループや、不用意なプログラミングで致命的なサーバ負荷を招くことも考えられますので、十分注意しながら、作業をすすめるようにしてください。



◆何が怖いの?

私が思いつく、怖いことをいくつかあげます。
あなたも具体的にどんなことが起こりえるのか、考えてみましょう。
  • セキュリティホールの危険性が増大する。
  • 掲示板やチャットなどの書き込みできるプログラムを用いると、不愉快・卑猥・中傷する書き込みをされる、荒らし行為が容易に出来てしまいます。
  • データベースなどを操作して、情報公開させる場合、公開したくない(すべきではない)情報の漏洩の可能性があります。(パスワード&個人情報など)
  • プログラムの組み方や、アクセス集中によって、サーバに致命的な負荷をかけてしまう可能性が増大します。
まだまだあると思いますが、この場では割愛させて頂きます。
これらの危険性も利用者側で対策で切る部分も沢山あると思います。

□超初級編 まず始めに・・・。