◆CGI起動とデータの受け渡し
CGIプログラムを実際動かすためにはどうしたら言いのでしょうか?起動方法をご紹介し、その際のデータの受け渡しについて簡単にご紹介したいと思います。
- フォームによる起動
- フォームによるCGIの起動はもっともよく使われている方法の一つでしょう。掲示板・チャットや検索などでテキストボックスに入力し送信ボタンを押すことによって、プログラムを実行させます。
- 記述方法例
- <FORM action="CGIスクリプト名" method="POSTまたはGETなど">//CGIの起動
- <INPUT type="text" size="20" name="データの名前">//1行テキストボックス
- <INPUT type="submit" value="ボタンに表示する名前">//送信ボタン
- </FORM>
- 上記の組み合わせでプログラム起動させます。
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- アンカータグ<A></A>による起動
- アンカータグって耳慣れないですが、ようはリンクのことです。直接スクリプトファイルを指定する方法と、データを一緒に送ることも可能です(GETと同じ方法で)その2種類について簡単に記述例をご紹介します。
- 記述方法例
- CGIのリンクを直接貼り起動
- <A href="CGIスクリプトURL">CGIスクリプト</A>
- CGIの起動と共にデータも受け渡す
- <A href="CGIスクリプトURL?パラメータ名=値&パラメータ名=値">CGIスクリプト</A>
- CGIスクリプトURLの後に?で以降名前=値の対を&(アンパーサンド)で記述するとGETと同じ形でデータをCGIスクリプトに送ることが出来ます。
- 上記の組み合わせでプログラム起動させます。
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- イメージタグ<IMG>による起動
- イメージタグにCGIスクリプトURLを指定しておくと、タグが解析されるときに指定のスクリプトが起動されます。出力をイメージにしておけばグラフィカルイメージを表示することが可能になります。
- この方法は主にグラフィカルアクセスカウンタに利用される手法ではありますが、その他にもランダムイメージ出力やグラフの表示をさせたりすることも可能です。
- 記述方法例
- <IMG src="CGIスクリプトURL">
- 上記の組み合わせでプログラム起動させます。
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- フレームを使って起動
- <FRAME>タグのsrcパラメータにCGIスクリプトを指定しても起動できます。
- 記述方法例
- <HTML>
- <HEAD>
- <TITLE>test.htm</TITLE>
- <FRAMESET ROWS="100,*">
- <FRAME src="CGIスクリプトURL">
- <FRAME src="test.htm">
- </FRAMESET>
- </HTML>
- 上記の組み合わせでプログラム起動させます。
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- メタタグ<META>を用いて起動
- ブラウザがMETAタグ対応であることが条件ですが、<META>のREFRESHを用いてCGIスクリプトURLを指定しても起動することが出来ます。
- 記述方法例
- <META HTTP-EQUIV="REFRESH" CONTENT="時間; URL=CGIスクリプトURL">
- この手法を用いるときは、メタタグ対応していないブラウザ向けにアンカータグで起動できるような記述をしておいた方が親切でしょう。